心得ておきたい忘年会のマナー
忘年会といえば、年内の苦労を忘れるために年末に行わる宴会です。
会社の仲間や友達同士、またご近所の集まりなどさまざまな忘年会が行われています。
とくに職場や取引先など会社関係の忘年会も多く行われていて、年末は大忙しという方も少なくないでしょう。
会社関係での飲み会では、いくら無礼講とはいっても守らなくてはいけないマナーがありますから、きちんと知っておくと失敗がありません。
ここではそんな忘年会のマナーについて調べていきましょう。
まず基本的なマナーとして、同席している人への気配りが重要です。
基本的には、お酒の席では同席している人のグラスが空になったままにしないことがマナーとされています。周囲の人のグラスが空になっていることに気づいたら、「お注ぎします」とか、「何にされますか」と声をかけて配慮をするようにしましょう。しかしながら、お酒の弱い人や体調がわるくお酒を控えている人など、人それぞれのペースに配慮することも重要です。あまり無理強いをせず軽く声をかける程度がよいでしょう。
またお酒を注いでもらう時にも気配りが必要です。具体的にはグラスの持ち方から。グラスを片手で持ってもう片手はグラスの底に添えるように持ちます。
最初は、相手が注ぎやすいように少し傾けてから、垂直にしていくようにしましょう。そうすると泡がキレイに立つのです。そして、注いでもらったら一回は口を着けるようにします。すぐに置くのは失礼になりますから気をつけねばなりませんね。また無言ではなく「ありがとうございます」とか一声かけて軽く会話するのがいいでしょう。
忘年会での振る舞いにも注意せねばなりません。
お酒の席は無礼講だとわれています。つい羽目を外し過ぎる方もいるようですが、実は無礼講という意味は上下の区別なしに形式ばらない宴会という意味であり、羽目をはずした失礼な態度をとっていいというものではありません。お酒の席であっても目上の方をはじめ周囲への配慮は必要ということなのですね。
人の悪口をいったり、愚痴をいったり、酔っ払って他人に迷惑をかけるようなことをしないように気を付けたいものです。
忘年会シーズンには、たくさんの宴会があります。
この1年を振り返る楽しいひとときにするためにも、お酒の席のマナーを守った楽しみ方が必要ではないでしょうか。