晩柑とは?その種類と味わい

年明けから4月ごろまで出回る柑橘の種類を
晩柑類といいます。

早生みかんが酸味をともないさわやかな味なのに対し
晩柑はその甘みが濃く、優しく、
まさにこたつに似合う味ですよね。

おいしいことは知りつつも、
つい同じ品種ばかりに目が行ってしまいます。

晩柑類はたくさんの品種があります。紹介しますね!


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晩柑類はなぜ甘い?

晩柑といって思い浮かぶのは
いよかん、はっさく、甘夏、ネーブルなどです。

これらは冬に収穫され、そのまま入荷されますが
収穫直後は酸味が強すぎてとても食べることができません。
そのため、2か月前後は冷暗所に貯蔵されるのです。

その間で酸味が抜かれ甘みが残り
私たちの食卓へとやってきます。

いただきものの産地直送の晩柑が
思いのほかすっぱい!ということはありませんでしたか?

そういうときには
冷蔵庫で1週間くらい保存してから
また味見してみてくださいね。
酸味が抜けている場合が多いです。


なんといってもビタミンの宝庫

晩柑類はその大きさから
中くらいのもの一つで
一日に必要なビタミンCを摂取することができます


ビタミンCは冬の大きな味方となる栄養素です。
免疫力を高めます

風邪やインフルエンザに負けない体つくりに
そして、
季節の変わり目
体調を整えるためにも
ビタミンCは大切ですよね!

積極的に取りたいものです。

またカリウムも豊富に含まれています。
これはデトックス効果大

ナトリウムの排泄を促すので
むくむ解消、高血圧の予防に役立ちます

また、春先には苦みや酸味をどうしても欲します

これは、身体が季節の変わりを感じ取り
余計なものを排出して
すっきりと目覚めたいという合図を出しているのです。

冬の終わりから春先へと
晩柑類をおいしく食べることは
まさに自然の理にかなっています。


おすすめの品種

 
きよみ、せとか、はるみ・・・。
まるで親戚の子の名前がずらり並んでいるようですが
これはみんな晩柑類の新品種名です。


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何種類食べたことがありますか?

例えば、きよみ(清見オレンジ)
温州ミカンにオレンジを掛け合わせたものです。

そして、このきよみとポンカンを掛け合わせたもの
あのデコポンになります。

デコポンは、その甘さと食べやすさから
とても人気のある品種で
この季節の定番の味になりましたね。

上記の、きよみ、はるみ、せとか
あまり首都圏では出回っていませんが
柑橘ファンやマニアの中では大人気なのです。


●せとか
清見タンゴールとアンコールオレンジを交配したものに
さらにマーコットオレンジを交配させたもの。

一度食べるとやみつきになります。

とにかく甘い、甘い!
皮はむきやすく、種がなく、結果食べやすい


生産量が少なく高価。
なかなか出回らないので
「幻の柑橘」とも言われています。


●はるみ
清見とポンカンを交配させたもの。
濃厚な甘みとぷりぷりの食感が特徴です。

皮が薄くむきやすいのと、内袋もやわらかいので
袋ごと食べられる
のが長所でしょう。
子供に食べさせやすいため、とても人気があります。

もしいただく機会があったら
何と何が掛け合わせられたものか考えると楽しいですね!


自然交配で生まれた奇跡の品種、はるか

●はるか
ANAの機内ドリンクにもなっているので
その名前を聞いたこともあるでしょう。

見た目はレモンのようなのに
一口食べるとさわやかな甘さが広がり

初めて食べた人はその意外性に感動すると言われています。


福岡県西部にある、糸島半島
昭和55年ごろのこと、ここで生活を営んでいる人が
ご自分の庭にある不思議な苗木を見つけました。

日向夏の種をぽいと捨てていた記憶があったそうで
それが甘夏柑と自然交配していたようなのです。

この苗木を温州みかんの木に接ぎ木して育てたところ
3年後に実がなりました。

食べてみると酸味が少ない、糖度が高い!

その後、長い年月をかけて育成し
平成8年に品種登録されたということです。

現在は糸島の他に、愛媛や広島県でも栽培されています。


晩柑類を紹介しました。

一つ一つの品種に物語があり
生産者の方はまるでお嫁に出すような気持ちで
市場にだしているのだとあらためて気づきました。

大切に食べていきたいと思います。


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