白菜漬物の作り方 基本の漬け方と二度漬け&アレンジ中華風
冬は白菜が旬を迎える季節です。鍋に入れて
だしの染みて柔らかくなった白菜は、体がほっこりと温まりますよね。
でも、さすがに毎日鍋だと飽きてしまうもの。
そこで、ご飯との相性抜群
箸休めにも最適な漬け物の作り方をご紹介します!
基本の漬け方と二度漬けして保存期間を少し長くできる漬け方
お茶うけにもお酒のお供にもぴったりのアレンジ中華風白菜漬け
そして手軽な作り方も併せてご紹介しますよ。
ぜひ試してみてください!
白菜漬け~下ごしらえ編~
1.汚れたり傷んだりしている外葉を取り除いてから丸ごと水洗いします。しっかり汚れを落としましょう。
2.白菜を4つ割にします。包丁で切れ込みを入れるのは
株の根元から3分の1くらいまでにしましょう。
白菜は葉の上のほうが縮れて重なり合っているので
あまり上のほうまで包丁を入れてしまうと逆にうまく割れません。

3.裏表(切り口と外葉の方)をそれぞれ3時間ほど天日干しにします。
こうすることで余分な水分が取り除かれ、甘みと旨味がぐっと凝縮されるのです。

白菜漬け~漬け込み編~
☆材料☆・白菜 2株(約4kg)
・粗塩 干した白菜の重さの3%
※量ってから計算することが重要です!
・赤唐辛子5本
・昆布 30cm程度 小さく切る
・ゆず 1個 半月切りにする
※長期保存できないので、2週間以内に食べきれる量に
調整して作ってください。
1.漬け物樽に漬け物袋を敷いて下塩を一振り。
切り口を上にして白菜の株元を交互に並べます。
2.塩を一掴み振り、昆布、赤唐辛子、ゆずを少しずつ散らします。

3.2段目以降も同様にし、全ての白菜を詰め終えたら
上塩は多めに振るようにしましょう。
4.中蓋をして白菜の重さの2倍くらいの重石を乗せます。

5.3~4日で水が上がってきます。
この段階になると、白菜が水に漬かっていれば良いので
重石を軽いものに替えましょう。
6.漬け込んで5日目くらいで食べられるようになります。
良く漬かっている下のほうから食べてくださいね。
7~10日目くらいが食べ頃です!
白い部分のシャキシャキとした食感と
葉の部分のしっとりとご飯を包み込む柔らかさが
あっさりとした塩の味と相まって、もう最高です!
細かく刻んだ昆布も美味しいです!
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白菜の漬け物を長く楽しみたい方には………
基本的に長期保存できないので食べきれる量をその都度作っていただきたいのですが
まったく長期保存する方法がないというわけではありません。
二度漬けという方法で漬ければもう少し日持ちするようになります。
作り方は基本的に同じです。
1.赤唐辛子、昆布、ゆずは入れずに5~6日漬けます。
2.水が上がったらその水を捨てましょう。
3.漬ける前の白菜の2%に塩を振り
赤唐辛子、昆布、ゆずを入れて重石をします。
4.水が上がったら中蓋と水がヒタヒタになるくらいに重石を調節すれば
しばらく保存することができます。
もっと手軽に白菜の漬け物を作りたい方へ
忙しくてちょっとここまで本格的には作れないという方にはこんな作り方もありますのでぜひお試しください!
1.白菜を水洗いして、日陰に干します。
2.乾燥したら2~2.5%の塩をまぶしてビニール袋へ入れます。
3.口を閉じて軽く揉み、重石をして冷蔵庫で半日寝かせれば
美味しい白菜の漬け物の完成です。
あらかじめ白菜を刻んでおくとさらに早く漬かりますよ!
塩昆布を使った簡単な作り方も!
なべ料理で余った白菜と塩コンブで作る白菜漬けの動画です。
白菜漬け物こんなアレンジも!中華風白菜の漬け物
1.白菜を縦に細く切ります。白い部分が多いほうが見た目も美味しく出来上がります。

2.塩を振り、半日程度置いておきます。
3.水が出ているので、きつく絞ります。
塩が効きすぎているようでしたら絞る前に水洗いをしてください。
4.調味液を作ります。
鍋にごま油を大さじ5杯ほど入れ、火にかけます。
5.油が熱くならないうちに赤唐辛子を2本入れ
辛味を油に移します。
6.しばらく待ってごま油と同程度の酢を注ぎ入れます。
油ハネに注意してくださいね!
7.沸騰してきたら砂糖大さじ5杯と塩を一つまみ入れます。
8.砂糖がなじんできたらにんにく、しょうがを叩き潰して加え
火を消します。
9.熱い調味液を白菜の上からかけます。
10.落し蓋か小皿など、軽い重石を白菜の上に乗せて少し押し込んでから
半日~1日置いておけば美味しい中華風白菜の漬け物の出来上がりです!
お酒のアテにもぴったりですよ!
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