妊婦のインフルエンザ予防接種と時期

インフルエンザの感染防止・重症化防止のための予防接種の有効性は
世界的に認められております。

インフルエンザは、ただの風邪と違って、気管支炎や肺炎などを合併し
重症化することが多く、時には死に至ります。

予防注射を一本射っておいたかどうかが生死の分かれ目になることもありえます。

インフルエンザの流行を注意しなければいけない期間は
初冬から春先にかけてです。

インフルエンザの流行期間に備えて
妊婦の皆さん、予防接種は考えておられますか?

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今年のインフルエンザのタイプ

国立感染症研究所ホームページ
(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)によれば
現時点において判明している2014/2015シーズンの開始の5週間
[2014年第36週(9/1-9/7)~第40週(9/29~10/5)]

のインフルエンザウイルスの検出はAH3亜型のみです。

なお、AH3亜型のHは表面抗原のヘマグルチニンの略です
(H1~H15までの15種類があります)。

「比較的高温の発熱の確認」
「悪寒や寒気を自覚症状として体感する」
「成人の場合は関節痛や筋肉痛が特にきつく感じる」


これらがA型インフルエンザの三大症状です。

一般的な風邪症状とインフルエンザ症状の大きな違いは
発熱が突然発症し急激に熱が上がる点や
悪寒やふるえが見られる点などがあげられます。

世界規模の大流行の場合はA型であるケースが大半です。
これはA型の細胞表面抗原のパターンが多いことがひとつの要因です。

また他のウイルス感染症と比較すると、爆発的なウイルス増殖速度を誇ります。


インフルエンザ予防接種の時期

予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり
その効果が十分に持続する期間は約5ヵ月間と言われています。

インフルエンザの予防接種の有効性を効率的に高めるべく
予防接種の時期に注意することが大切です。

毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくとよい
とされます。

インフルエンザの予防接種は原則として1シーズンに1回ですが
流行中に型が大きく変化した場合に備えて
妊婦の場合については
当面2回予防接種するべきであるとする新方針を
近年の厚生労働省は打ち出しています。

マンガでわかるインフルエンザ予防接種の動画です。





妊婦がインフルエンザ予防接種を受けても大丈夫?

まず気になる胎児への影響ですが、インフルエンザの予防接種は
日本産科婦人科学会の調査の結果胎児に有害な副作用はないと発表されています。

昨シーズンに流行したインフルエンザで最も多い(約半数)のが
AH1N1亜型(2009-2010年時に新型インフルエンザとして大流行)によるものです。

このウイルスに妊婦が罹患すると重症化しやすいことがわかっています
始まったばかりの今シーズンは、まだ検出報告はありませんが
今年も流行する可能性がないとは言えません。

AH1N1亜型のNは表面抗原のノイラミニダーゼの略です。
タミフルのようなノイラミニダーゼ阻害薬は
体内で増殖を続けるノイラミニダーゼの働きを抑制します。

新型インフルエンザで亡くなる妊婦さんは、ノイラミニダーゼ阻害薬の投与が遅れ
重症化してしまった事が原因だと言われています



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インフルエンザの予防策は?

インフルエンザの予防策としては
一般に、マスク・うがい・手洗い・洗顔があげられます。

マスクは、鼻、口、あごまでをしっかり覆い、ウイルスの侵入をブロックするだけでなく
のどや鼻の粘膜の乾燥を防ぎ、冷たい空気からの刺激も避けることができます。

なお、マスクは家の中に入る前にゴミ箱に捨て
家の中にウイルスを持ち込まないようにしましょう。

うがい・手洗い・洗顔は付着したウイルスそのものを落とすことになりますから
順序としては、まず手洗い、洗顔、最後にうがいをしてウイルスを落としましょう。

手に付着したウイルスを口や鼻に持ってこないことが大切です。


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