口内炎の原因はビタミン不足から?予防と治し方
いつの間にか突如現れる口内炎!
口内炎が痛くていつも普通に食べていた物が
食べたくても食べられないのはかなりストレス。
放っておくにも気になって舌で触ってはまた激痛・・・
やっと治りかけた時に噛んでしまって再び悪化してしまうなど
中々治らなくて厄介なのが口内炎。
口内炎の種類と症状、原因やビタミンとの関係についてお伝えします。
口内炎の種類と症状
口内炎とは口腔内粘膜にできる潰瘍の一種でさまざまな種類があります。中でも最も多く見られる口内炎は『アフタ性口内炎』といい
中央部分が白っぽく浅くくぼんだ潰瘍ができて、潰瘍の周りが赤く腫れている口内炎です。
私たちがよくなる口内炎は、おそらくこの種類でしょう。
『アフタ性口内炎』
中央部分が白っぽく浅くくぼんだ潰瘍ができて、腫瘍の周りが赤く腫れている症状。
通常は10日~2週間程度で自然治癒してあとは残りません。
『カタル性口内炎』
口腔内の粘膜が赤く炎症し、ヒビ割れたり、白くただれたりする症状。
赤い斑点状に炎症するという症状から、紅斑性口内炎とも言われています。
アフタ性口内炎と見た目の症状では判断しにくいのですが
カタル性口内炎の場合は唾液の分泌量が増える為、口臭が気になってきます。
通常1週間~10日ほどで治ります。
『潰瘍性口内炎』
舌や歯茎、口蓋(こうがい)などの口腔内粘膜の色々な部分に潰瘍が生じて
灰白色のかさぶたができることが特徴です。
潰瘍部分を剥がすと出血することもあります。
他の口内炎とは違い、高熱が出て、口内の炎症や水ぶくれから大小の一定しない潰瘍になります。
早めに病院に行きましょう。
見た目から判断されるのは主に上記の3種類とされ
また痛みの有無からは
『有痛性口内炎』と
『無痛性口内炎』に分類されている。

口内炎の原因
口内炎の原因は口内炎の種類と同様にさまざまです。正しい処置を行なわないと悪化させてしまうかもしれません。
代表的なアフタ性口内炎は、はっきりとした原因はわかっていませんが
疲れやストレスによる免疫力の低下や睡眠不足、栄養不足などが考えられます。
中でも栄養不足に関しては、ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができることが分かっています。
カタル性口内炎は、入れ歯や義歯、矯正器具などが粘膜に直接触れて
刺激を受けた場合など物理的刺激が主な原因とされています。
私自身も歯科矯正中に何回か口内炎に悩まされましたが早めの受診ですぐに治りました。
他には虫歯、歯周病、歯槽膿漏のように口腔内の衛生状態が保たれていない時にも発症します。
まずは、刺激の少ないぬるま湯でうがいをして口腔内を清潔にしましょう。
そしてなるべく歯科、口腔外科での受診をお勧めします。
顕微鏡歯科治療 口内炎 レーザー治療の動画です。
潰瘍性口内炎の原因は実に多く、ウイルス感染、免疫システムの問題
ストレス、ビタミン不足や食物アレルギーなど様々です。
ただ、通常の口内炎とは症状も違うので自己判断せずに病院へ行きましょう。
放っておくと悪化してトレンチマウス(壊死性潰瘍口内炎)などになり
手術が必要となるケースもあります。
口内炎の予防とビタミン
ビタミンBが欠乏すると口内炎ができると言われていますがビタミンB群の中でも特に重要な役割をしているB2・B6。B2は脂肪の代謝に関係していて
B2が不足すると口腔内の粘膜に炎症がおきます。
B6は免疫と肝機能のビタミンと言われていて、B6が不足してしまうと皮膚炎や口内炎になります。
ビタミンB2を多く含む食べ物
牛・豚・鳥レバー・海苔・ヨーグルト・チーズ・卵などあります。
手軽に食べられるヨーグルトはお勧めです。
普段の生活からストレスを溜め込まないで
バランスの良い食生活ができるのが理想ですが、中々難しいのが現状。
普段から手軽に行える、うがいなどから始めてみましょう。
どのタイプの口内炎でも、やはり口腔内を衛生にしておくことが大切です。
どうぞお大事に。
口内炎の治し方の動画です。