日傘を選ぶポイントは?uv 軽量 折りたたみは必須?!
春先から夏にかけて
地表に降り注ぐ紫外線の量は増えていきます。
紫外線を浴びるとシミやシワなど肌トラブルの原因になったり
皮膚がんの発生率が上がったりします。
紫外線を防ぐため、女性を中心に日焼け止めや日傘
アームカバーなどを使用する方が多いです。
しかし、日傘はたくさんの種類があるので
どういったものを選んで良いか分からない方も
多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな方のために
「日傘の選び方」についてまとめていきたいと思います。
用途によって、最適な日傘は変わる
「日傘」とは、雨ではなく強い日差しを避けるための傘であり用途上の理由から防水機能よりも
紫外線の遮断・反射機能や装飾性が求められています。
長い間、女性が利用するものとして認識されてきましたが
最近では男性も、熱中症予防やクールビズの
アイテムの1つとして利用するようになり
デパートなどでも男性用の日傘が多数登場しています。
また、雨天でも使用可能な
「晴雨兼用傘」といったものも存在します。
では、傘を選びに行きましょう。
日傘を選ぶときのポイントは主に3つあります。
「涼しさ」「紫外線対策」「おしゃれ」です。
それぞれ詳しく見ていきます。
■・涼しさ
涼しさを重視するなら、熱くならない生地で
できているものを選ぶのがポイントです。
もともと、日傘には綿や麻、絹が使用されていました。
これらの素材は太陽からの熱線を繊維の内側に蓄えるため
裏まで熱を通さない性質を持っていることから好まれてきました。
厚手の生地を使ったものや
二重張りの日傘も熱を通さないのでオススメです。
一方で、ポリエステルなどの化学繊維は
素材自体が熱を帯びてしまうので
その熱によって頭上が熱くなります。
また、レースなどの穴あきの生地を使った日傘は
通気性が良いので熱はこもりません。
しかし、紫外線対策で日傘を使用する場合は
日が通ってしまうので、あまりオススメできません。
■・紫外線対策
紫外線を防ぐ生地は、ポリエステルや麻、綿などです。
紫外線を防ぐだけが目的の場合は
ポリエステルで厚手の日傘が良いでしょう。
ただし、前述の通り熱を吸収しますので
熱くなってしまいます。
色は黒や濃紺、こげ茶などの
濃い色を選ぶと紫外線を防ぎます。
最近では、「UVカット加工」を施した日傘も
よく見かけるようになりましたので
そういったものを選ぶのも良いでしょう。
■・おしゃれ
ろうけつ染めや刺し子など
さまざまな加工が施された日傘が売っています。
服に合わせてトータルコーディネートすると良いでしょう。
正しいお手入れで、日傘を長く愛用しよう!
日傘のお手入れについてご紹介します。洗濯や収納の際には気をつけるべきポイントがあります。
◆・濃色の日傘は変色に注意
日傘は太陽の強い日差しから守るために使います。
そのため、変色しにくい方法で染めてはいますが
紫外線の影響で次第に色が薄くなってきます。
傘を閉じたまま、日光や蛍光灯の当たるところに置いておくと
光が当たった部分だけが変色してしまうことがあります。
◆・日傘の洗濯
木綿や麻などの日傘は、自宅で洗濯することが可能です。
普通の洗剤で手早く洗い
水を切った後に広げた状態で陰干しします。
◆・収納するとき
紙などで傘を包み、室内の照明が当たらない場所に収納します。
ビニール袋に入れてしまうのは禁物です。
日傘の取り扱いには十分注意して
長く使いたいものですね。
かばんにも入る、「折りたたみ日傘」も人気
日傘は確かに便利ですが、荷物がかさばったり電車に忘れたりするとの理由で活用していない方もたくさんいます。
そういった場合に便利なのが
「折りたたみタイプの日傘」です。
デパートや大型スーパーはもちろん
通販サイトなどでも色々な種類の日傘が出ています。

折りたたみの日傘を買う際に注目したいのは
「UVカット」「コンパクトさ」「軽量」の3つです。
●・UVカット性能では「99%」や「100%」などありますが
もちろん数値が大きいほうが効果は高いです。
●・普段使っているかばんに
入るサイズを選ぶことも重要です。
折りたたみ傘は2つ折りや3つ折りなどの種類があるので
使うシーンを考えながら選びましょう。
●・日傘は手に持って使いますし
折りたたみ傘をかばんに入れても、重くならないほうが良いので
軽い素材でできたものを選ぶと良いでしょう。
私は長傘よりは短いものの、かばんには入らないという
微妙な長さの日傘を買ってしまい、後々使いづらく感じました。
店頭にはさまざまな機能やデザインの日傘があります。
用途をしっかりと考えながら
自分にぴったりの1本を見つけてみてくださいね!