鼻茸とは?症状と治療法 いつまでも続く鼻づまりにはご注意!

2013年11月、NHKの人気健康バラエティー番組『ためしてガッテン』で
鼻茸』が紹介されました。

ズズッ!あなたの鼻水に潜む まさかの現代病』という題で
鼻づまりについての新常識が披露されました。

ここでは、鼻茸の原因や自覚症状
予防法や治療法
などについて
しっかりとお伝えしていきたいと思います。

『風邪が長引いてるな~。』と感じているそこのアナタ!
もしかしたら、別の病気が潜んでいるかも知れませんよ。


Sponsored Links

鼻の中にキノコのような白くてブヨブヨしたものができる『鼻茸』

『鼻茸(はなたけ)』とは
慢性的副鼻腔炎(一般的にいう蓄膿症)に付随する1つの病状であり
鼻ポリープ』とも呼ばれます。

鼻かぜやアレルギー性鼻炎にかかり
膿のような黄色の鼻水が出て
長期間治らない状態を急性副鼻腔炎と呼びます。

この状態からさらに副鼻腔が繰り返し
炎症を起こしてなかなか治らないものを慢性副鼻腔炎と呼びます。

その時に鼻の中を診察すると
白い水ぶくれのようなこぶが見えます。

これが鼻茸であり鼻の中の粘膜が
キノコ状に水ぶくれになった状態です。

また、虫歯など歯の病気によって
発症するケースもあります。

2013年の11月にNHKの『ためしてガッテン』で紹介されたこともあり
多くの人が鼻茸という病気を知ることとなりました。

それでは、鼻茸かどうかをセルフチェックする方法や
予防法についてご紹介したいと思います。

鼻茸は左右に交代性の鼻づまりが起こることによって始まります。

次第に両方とも鼻づまりを起こすようになり
膿のような鼻水が長期に渡って出続けます。

風邪と異なる点は、この『長期』という部分です。

また、嗅覚が鈍感になっていきます。
例えば、しょうゆやコーヒーなどのにおいが感じられなくなった場合は
鼻茸を疑ってみて下さい。

また、鼻茸によって頭痛が起こることもあります。


鼻茸の予防法についてですが
鼻の中という『自分では見えない部分』で発生するために
自分で簡単に治療することはできません。

日常生活の中で心がけたいことは
鼻かぜやアレルギー性鼻炎(花粉症など)を軽視しないこと』です。

長く症状が続いた場合は、早めに耳鼻咽喉科に行き
適切な治療を受けることが大切です。


軽度なら薬でOKだが、基本的には摘出して治療

続いては、鼻茸が疑われる場合の
治療の流れについてご紹介していきたいと思います。

まずは耳鼻咽喉科を受診します。
鼻の入り口から鼻腔内を診察します。

多くの場合は視診のみで容易に判断がつきます。
その際に副鼻腔のエックス線撮影を行い
重症度を診断します。

これは治療の効果を判定するのに不可欠な検査であり
とても重要です。

病気が進行している可能性がある方や
手術が必要と思われる方は副鼻腔CT撮影を行います。

これは、鼻茸と症状が似ている
『上顎がん』を見分けるにも大切な検査です。

そして、鼻茸と診断されたら治療が始まります。

軽症の場合は、薬剤と通院による局所療法
ネブライザー療法で制御
することができます。

ネブライザー療法とは、薬液を細かい霧状にして
鼻や口から吸入する治療のことです。

最近では、慢性副鼻腔炎や鼻茸に対して
マクロライド系の抗生物質を長期間服用することで
改善することが実証されました。

しかし重度の場合は効果が見られないので
鼻茸の治療法としてその部位を取り除く
摘出術
が行われることになります。

手術では鼻の入り口から鼻茸を根こそぎ取り除き
副鼻腔を開放し、空気の通り道を作ります。

最近では技術が発達したことから
多くの施設で内視鏡を使用した手術が主流となっています。


鼻茸は手術後に再発する可能性も…

鼻茸は手術によって治療することができますが
再発することもあります。

この病気は慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などと大きなかかわりがあるため
これらが完治しない限りは鼻茸が再発する可能性もあります。

また、白血球の1つである『好酸球』が
増えすぎることで起こるタイプの鼻茸
もあります。

この好酸球は鼻だけでなく、気道でも炎症を起こすために
ぜんそくを併発することもあります。

このため、ぜんそくによる咳と鼻水が一緒に起こることから
風邪と誤認しやすいです。

また、好酸球が原因の鼻茸は
『好酸球性副鼻腔炎』と呼ばれていて
医療機関で血液検査を受ければ
体の中の好酸球の割合を調べることもできます。

風邪や花粉症による鼻水や鼻づまりに
苦しんでいる方は多数います。

忙しい方は特に、市販の薬で対応したり我慢したりしがちですが
少しでも変だと思ったら迷わず耳鼻咽喉科に行きましょう。



スポンサードリンク





関連記事

    None Found

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ