平安時代のカリスマ 陰陽師とは?

昨年フジテレビで放送されていたドラマ「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」。

インチキ陰陽師が主人公のコメディです。
原作は2年ほど前に話題になった同名小説です。

2001年に公開された滝田洋二郎監督作「陰陽師」とその続編「陰陽師Ⅱ」で大きな注目を浴びた陰陽師が再び注目されているわけですが、そもそも陰陽師とは一体何なのでしょうか?

普通、陰陽師といえば安倍晴明という人物の名前を思い浮かべますよね。

式神だとか平安時代だとか断片的なワードは出てきますが、何なのかはよくわかりません。

そこで今回は、陰陽師とは何物なのかを紹介します。


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晴明神社 写真素材足成


平安時代のカリスマ!

陰陽師とは6世紀に仏教等とともに中国から伝わった古来の思想「陰陽五行思想」を日本独自の形にアレンジしたものを駆使する職業です。

歴史の教科書に必ず出てくる天武天皇が陰陽五行思想に造詣の深い人物で、彼が陰陽師という職業を作ったとされています。

7世紀後半には公式に式占を任されるようになり、重要な役割を果たしていた陰陽師はある事件がきっかけでとても重宝されるようになります。


785年に起きた藤原種継暗殺事件

この事件以降被災や弔事が多発し、御霊信仰が一気に広がりを見せ、コレを背景に呪術が注目されていったのです。

9世紀中ごろには朝廷内で陰陽思想が大きな力を持つようになり、滋岳川人などのカリスマ陰陽師が活躍したのです。

その後も強い力を持ち続け、921年に有名な安倍晴明が誕生したとされています。

晴明は出世は遅かったものの、59歳の時に那智山の天狗を封じる儀式を行ったことが記録されています。

そのころから天皇に信頼されるようになり、歴史書に頻繁に晴明の名がでてくるようになります。

時代は移り変わり、武士の時代がやってきても陰陽師は力を発揮しました。
しかし、豊臣秀吉によって陰陽師はその存在感を激しく喪失。

国家機密であった陰陽道が庶民に流出し、各地で民間陰陽師が誕生するようになりました。現在も自称陰陽師は存在していますが、上記のドラマ同様、インチキの可能性が非常に高くなっています。


陰陽師をテーマにした作品

陰陽師は力を失ってからも常に高い人気を誇っています。
江戸時代には数多の研究科が陰陽師を研究しました。

そんな彼らをテーマにした文芸作品は多々存在します。
一番有名なのは夢枕獏氏による伝奇小説「陰陽師」。
上記の映画の原作になった作品です。

映画の出来は置いておくことにして、小説は面白いです。
ぜひ読んでいただきたいと思います。


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