おわら風の盆 越中八尾

今年の「おわら風の盆」の予定が少しずつ発表されています。

これは富山県富山市八尾(やつお)で行われる
毎年25万人以上も訪れる有名な行事です。

ニュースで流れるので、なんとなくは見たことあるのですが
どんなものなのか、もう一度確認してみたいと思います。

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今年の日程と場所

・開催期間 9月1日(月)から3日(水)

・場所 下記の特設の演舞場と
「各町内(市内11の町内からなる。支部と呼ばれる)」で行われます。

 □・風の盆「おわら演舞場」での演舞会
  場所・・富山市八尾小学校グランド

  9月1日(午後7時から9時25分)
  9月2日(午後7時から午後9時)

  注)雨天中止 またペットの同伴は出来ないようです。

 □・風の盆「各町内での輪踊り・町流し」
  各支部で、あらかじめ決められたコースでの輪踊り、町流しがあります。

  1日、2日(午後3時から午後11時)
  3日(午後7時から午後11時)

  演舞場で出演している支部は輪踊りをしていません。
  (演舞場出演と市街地の輪踊りは同時に行っていないということですね。)

 □・踊り方教室
  9月1から3日に開催されるそうです。
  場所は八尾曳山展示館(午後2時から4時)
  また富山駅前の特設会場でも行われているそうです。

 □・前夜祭
  8月20日(水)~30日(土)
  八尾曳山展示館「観光会館」ホールで行われる「おわらステージ」や
  各町内が1日ずつ行う輪踊りなどがあります。

時間と場所はわかりましたね!次に内容を見てみましょう!
参考)http://www.yatsuo.net/kankou/

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どんな行事なの?なぜおわらというの?

それではこの不思議な名前の行事の由来など見てみましょう。

なぜ「おわら」というのか?

これは諸説あります。

 ・江戸時代、町民が七五調の唄を作り、その中に
  「おわらひ(大笑い)」という言葉を入れて練り歩いていたものが
  いつか「おわら」と呼ばれるようになった。

 ・豊作を記念した「おおわら(大藁)」から。

 ・小原村の娘が唄いだしたから「おはら→おわら」説などです。
以上から考えると、おわらとは、唄から始まる
民謡行事」であることがわかります。


「風の盆」と言うわけ

9月1日は、二百十日前後の日。つまり台風の季節です。
昔から収穫寸前の稲が台風つまり「の被害にあわないために
人々はいろいろな形で豊作の祈願をしていました。

富山では、休みのことを」という習わしがあり
この豊作祈願の祭りの数日も、いつしか風の盆と呼ばれるようになりました。
民衆の祈りから始まったとされるお祭りです。

私たちも大笑いして休みますから台風さんも休んでくださいね。」
という数日のようですね!

民謡行事とお祭り要素が重なり、今日の「おわら風の盆」になりました。

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踊りの種類

豊年踊り、男踊り、女踊りがあります。
町流しで踊るのは主に豊年踊り

舞台では、かかし踊りと呼ばれる男踊りや、四季ごとに
違った所作のある女踊りが披露されます。

町ごとにそろいの浴衣を着た女性はみな編笠を目深にかぶり
顔が見えないようにし、男性は法被を着ます。

夜の暗闇で舞う編笠姿の女性たちはとてもあでやか
毎年目当ての踊り手を楽しみにする人もあるということですよ!


胡弓を使う

風の盆では胡弓を使います。
そこに三味線と太鼓、唄を合わせます。
とても珍しいことです。

明治の終わりに、浄瑠璃師の松本勘玄が富山の八尾を訪れたところ
越後瞽女(ゴゼ 旅芸人のこと)の佐藤千代と出会います。

そこで、勘玄は彼女の胡弓に触発され
おわらの唄三味線に胡弓を合わせる研究を始めました。

結果、むせび泣くような独特の音色が生み出され
人々の心をつかんだのです。


一般人の参加の仕方

おわら風の盆に参加できるかは、各町内の対応によります。

輪踊りの中に入ることもできますが、町になんらかの縁がある人
でないと参加できないなど、町内の裁量によるところが大きいです。

浴衣等祭りの衣装はオーダーメイドなので
購入することはできません。

また、夜の行事ということでフラッシュをたく人が多いそうですが
踊り手にいい影響はありませんね。

写真は、ポスターや写真集にお任せし
その場にいる感覚を楽しんだ方が、平和なようです。

お祭りというよりは、「行事」というスタンスで
この「風の盆」を見守りたいと思います!



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