富岡製糸場 登録の見通し!日本のユネスコ世界遺産

2013年、富士山が世界遺産リストに登録され
世界遺産への関心が高まっています。

世界遺産とは1972年にユネスコ総会で採択された条約に基づいて
指定された物件を指します。

日本では北海道から沖縄まで
17件のさまざまな物件が登録されています。

世界遺産の概要や分類についてお伝えしつつ
日本の世界遺産を北から順にご紹介していきます。

見学する際のマナーなどについてもまとめてみます。

「富岡製糸場」登録の見通し!


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顕著で普遍的な価値を持つ、「不動産」が対象

世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された
「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」
に基づいて「世界遺産リスト」に登録された物件を指します。

遺跡景観自然など人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持っていて
移動が不可能な不動産やそれに準ずるものが対象となっています。

この条約は1975年に正式に発効し、1978年の第2回世界遺産委員会で
アメリカのイエローストーン国立公園やエクアドルのガラパゴス諸島など
12件が第1号の世界遺産リスト登録を果たしました。

日本は、先進国では最後となる1992年に世界遺産条約を批准し
同年の6月30日に125番目の締約国となりました。

現在ではリストの順番は124番目となっていますがこれは日本の締約後に
ユーゴスラビアが解体して繰り上がったということです。

2013年の第37回世界遺産委員会終了時点での条約締約国は190カ国
世界遺産の登録数は981件になっています。

世界遺産はその内容によって
以下の3種類に分類することが可能です。


   ・文化遺産:顕著な普遍的価値を持つ建築物や遺跡など

   ・自然遺産:顕著な普遍的価値を持つ地形や生物多様性
         景観美などを備える地域など

   ・複合遺産:文化と自然の両方について
         顕著な普遍的価値を兼ね備えるもの
 

また、内容上の分類ではありませんが
後世に残すことが難しくなっているか、その強い懸念が存在する場合には
該当する物件が「危機にさらされている世界遺産リスト」に加えられ
別途保存や修復のための配慮がなされることとなっています。

そして、世界遺産条約は不動産のみを対象としているため
地域ごとの多様な文化を保護するために
2003年のユネスコ総会で「無形文化遺産保護条約」が採択されました。

ただし、世界遺産と無形文化遺産は別個のものです。
一方で、非公式な分類ではありますが、以下のような呼び方もあります。

   ○・負の世界遺産・平和の希求や人種差別の撤廃などを
           訴えていく上で重要なもの(原爆ドームなど)

   ○・裏世界遺産・・審議の結果、登録が見送られたもの

2013年時点で、文化遺産は759件、自然遺産が193件
複合遺産が29件登録されています。

しかし、種類と地域の偏りや観光地化などの点が課題として
挙げられています。


四国以外は、日本の各地域に世界遺産が存在

続いては、日本における世界遺産について
地域別にご紹介していきたいと思います。


【北海道】
 ・知床:2005年7月





【東北】
 ・白神山地:1993年12月

・平泉:2011年6月

【関東】
 ・日光の社寺(日光東照宮など):1999年12月

 ・小笠原諸島:2011年6月

【中部】
 ・白川郷・五箇山の合掌造り集落:1995年12月

 ・富士山:2013年6月





【近畿】
 ・法隆寺地域の仏教建造物:1993年12月

 ・姫路城:1993年12月

 ・古都京都の文化財(清水寺など):1994年12月

 ・古都奈良の文化財(東大寺など):1998年12月

 ・紀伊山地の霊場と参詣道:2004年7月
  ※ちなみに、伊勢神宮は20年に一度
  「式年遷宮」と呼ばれる建て替えを行うことから
  世界遺産に登録されていません。





【中国地方】
 ・原爆ドーム:1996年12月

 ・厳島神社:1996年12月

 ・石見銀山遺跡とその文化的景観:2007年6月

【四国地方】
  なし

【九州・沖縄地方】
 ・屋久島(縄文杉など):1993年12月

 ・琉球王国のグスク及び関連遺産群:2000年11月


このほかに、日本政府は登録の前提となる
「暫定リスト」に12件を掲載しています。

その中には、武家の古都・鎌倉、彦根城、
富岡製糸場と絹産業遺産群などがあります。

富岡製糸場と絹産業遺産群については
現在登録される見通しになったとのことです。

また、四国八十八箇所や別子銅山などが
今後、暫定リストへ掲載される見込みです。





観光地とは異なる世界遺産の見学マナーとは?

このように、日本各地に世界遺産があるので
休みを利用して親しい人と訪れるのも良いでしょう。

ただし、世界遺産はすばらしい物件を後世に残すためであって
決して観光地にするために登録しているのではありません。

この点を忘れた旅行者が
マナー違反をすることも多々あります。

ここでは、世界遺産を見学する際の
注意点
などをまとめたいと思います。

 ■・遺跡や寺院を絶対に傷つけないこと
  落書きや名前を彫るなど
  物件を傷つけるような行為は絶対にしないようにしましょう。

 ■・歩道などから外れずに歩くこと
  植生保護などのため
  歩道以外には踏み込まないようにしましょう。

 ■・ゴミは持ち帰ること
  景観を守るため
  自分で出したゴミは必ず持ち帰るようにしてください。

 ■・取っていいのは写真のみ
  マナーを守った上での写真撮影はOKですが
  花や草、石などを取ることは法律で禁じられています。

 ■・野生動物はそっと見守る
  野生動物を触ったり、えさをあげたりしないようにしましょう。
  ペットを連れて行かないようにしましょう。

 ■・子供にも注意させる
  子供連れの場合、事前に見学のマナーを教えておきましょう。
  守れないようなら、もう少し大きくなってから訪れると良いと思います。

このような点に注意して、世界遺産見学を楽しんでみて下さい!

長い歴史を生きてきた世界遺産を目にすることで
自分の中の何かが変わると思います。





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