湘南平塚七夕祭り2014 日程と花火は?
神奈川県平塚市は、昭和20年の大空襲によって
壊滅的な被害を受けました。
しかし、そこからの復興は早く、昭和25年になると
「復興まつり」が開催されるほどでした。
そして、その翌年の昭和26年には
第1回七夕まつりが開催されました。
初回はのべ10万人ほどの人出だったものの
ピーク時には300万人を超え
日本を代表する祭りの1つとなりました。
ここでは、七夕まつりの歴史や
平成26年の開催概要などをまとめていきます。
戦後復興策の1つとして始まった「湘南ひらつか七夕まつり」
「湘南ひらつか七夕まつり」とは神奈川県平塚市で行われる祭りであり
「関東三大七夕祭り」の1つとされています。
開催日程は年によって異なりますが
7月7日と土日を挟んだ前後数日間に多く行われていました。
しかし、最近では最終日を日曜日にするため
本来の七夕である7月7日に被らない年も
出てくるようになりました。
まずは、この七夕まつりの歴史について
お伝えしたいと思います。
平塚は海軍火薬廠(かやくしょう)があったことから
昭和20年7月の大空襲で壊滅的な打撃を受け
中心市街地の約70%が焼け野原と化してしまいました。
しかし、その後の復興は早く
昭和25年7月に「復興まつり」が開催されました。
この祭りが非常に盛況であったことから
平塚商工会議所や平塚市商店街連合会が中心となって
翌年7月に第1回七夕まつりを開催しました。
昭和32年の第7回七夕まつりからは平塚市の主催となり
現在では日本を代表する七夕まつりに成長しています。
祭りの一番の特徴は、豪華な七夕飾り
湘南ひらつか七夕まつりは第1回の開催ではのべ10万人の人出がありました。
ピーク時にはのべ300万人の観光客で賑わい
昨年は170万人ほどを動員しました。
ひらつか七夕まつりの特色としては
活発な商業力に裏付けられた七夕飾りの豪華さです。
仙台などは七夕飾りが和紙で作られていますが
平塚の飾りは、ソフトビニール製で電飾が施されています。
夜も楽しめるところが他と違っている点です。
開催期間中は、中心街には約500本、特にメイン会場である
「湘南スターモール」では豪華な飾りが通りを埋め尽くすほどです。

中には10mを超える大型の飾りもあり
活躍中のスポーツ選手や人気の動物、キャラクターなどを
取り入れた飾りが登場するのも大きな特徴と言えます。
また、七夕飾りのみならず、パレードや花火など
数々の催し物が繰り広げられ
日本を代表する夏の風物詩として定着しています。
また特筆すべきことに屋台の数の多さがあります。
交通規制がかかるので、公共交通機関での来場が◎
平成26年第64回湘南ひらつか七夕まつりの概要をお伝えします。
■・開催日
平成26年7月4日(金)~7月6日(日)
■・開催地
JR平塚駅北口商店街を中心とする市内全域
■・開催時間
午後9時まで、最終日は午後8時まで
■・入場料 無料
■・花火
昨年は最終日の7/7の夜9時から打ち上げられましたが
今年度は未定です。
■・交通アクセス
□・公共交通機関の場合
JR平塚駅北口から徒歩2分
東京駅からJR東海道本線で約60分
新宿駅からJR湘南新宿ラインで約65分
小田急線・本厚木駅から神奈中バスで約40分
□・自家用車の場合
東名高速道路・厚木ICから約30分
小田原厚木道路・平塚ICから約20分
□・無料駐車場
相模川河川敷(平塚競輪場東側)に開設予定です。
□・シャトルバス
無料駐車場から平塚駅南口まで運行されます。
運賃大人片道100円
子供 50円となります。
七夕まつり開催中は会場周辺の道路が交通規制となりますので
公共交通機関での来場が望ましいです。