祇園祭 宵山の楽しみ方2014
祇園祭とは、京都で古くから行われている
八坂神社の祭礼のことです。
7月1日から31日にかけて、1ヶ月の間に
さまざまな行事が行われるのが特徴です。
その中でも、14日から16日に行われる「宵山」は
一番の見所とも言える行事であり多くの方が祭に向かいます。
宵山の楽しみ方を中心に
祇園祭についてまとめてみます。
7月を通して行われる京都三大祭の1つ「祇園祭」
八坂神社の祭礼である「祇園祭」は京都三大祭の1つとして数えられ長い歴史があります。
7月1日から31日にかけて
様々な行事が行われるのが特徴です。
7月1日には「吉符入(きっぷいり)」
と呼ばれる行事が行われ祭が始まります。
その後、2日には「くじ取り式」が行われ
17日に行われる山鉾巡行の順位を決めます。
14日~16日には「宵山」が行われ
祇園祭の一番の見所とも言えます。
ちなみに、16日のみを「宵山」と呼ぶ場合もあります。
その後、31日には「疫神社夏越祭」が行われて
祭が終了となります。
さて、14日~16日に行われる宵山について
詳しくご紹介していきたいと思います。
山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り
祇園囃子の音とともに祭を盛り上げます。

例年たくさんの人々で賑わい、町は祭り一色となります。
また、この期間は歩行者天国になりますので
車を気にせずに祭を楽しむことができます。
宵山にはいろいろな楽しみ方がある
続いては、宵山を楽しむポイントについて少しご紹介していきたいと思います。
■・山鉾を鑑賞する 祇園祭では「山」や「鉾」と呼ばれる山車が 計32基登場し「動く美術館」とも称されます。 じっくり鑑賞したい場合は 昼間のほうがオススメです。 ■・浴衣を着る 宵山では子供から大人まで多くの人々が 浴衣を着て祭を訪れます。 京都のカップルにとっては 宵山のデートはクリスマスのデートに匹敵するくらい 大きなイベントだと見なされています。 おしゃれな浴衣に身を包んで祭を歩くのは きっと思い出になることでしょう。 ■・厄除けの粽(ちまき)を買って鉾に登る 祇園祭では、粽と呼ばれる 笹で作られたお守りがあります。 山鉾ではこの粽を購入するか入場料を支払えば 山鉾に登ることが可能です。 持ち帰った粽は翌年の宵山まで 家や職場の戸口の上部に飾ります。 ■・八坂神社で伝統芸能を鑑賞 少し距離が離れますが、八坂神社では 期間中に様々な伝統芸能が奉納されます。 舞や茶道、邦楽の演奏などの伝統芸能を 無料で鑑賞することができます。 ■・夜店めぐりをする 宵山ではたくさんの夜店が出ます。 祭を見ながら美味しい物を食べるのも 楽しみの1つだと思います。 ■・お土産を買う 祇園祭限定の商品や限定品なども 多数用意されています。 記念に買うのも楽しいです。 |
京都駅から会場へは地下鉄や市バスが便利
最後に、宵山の会場へのアクセス方法についてご紹介していきたいと思います。
京都駅から市バスと地下鉄で行くことができ
それぞれの行き方は以下のようになります。
○・市バス 市バス5、17、205系統に乗車し 四条河原町バス停で下車。 ○・地下鉄 京都市営地下鉄・烏丸線に乗車し 烏丸四条駅で下車。 そこで、阪急電鉄・京都線に乗り換えて 河原町駅で下車。 |
2014年は14日~16日が平日ですので
昨年と比べると人出は少ないと予想されます。
日本の代表的な祭である祇園祭を
ぜひ間近で体験してみてくださいね!