上野不忍池 蓮の見頃は?うえの夏まつり2014と灯篭流し
上野恩賜公園は、豊かな自然と博物館や動物園、美術館
といった施設が楽しめる公園です。
公園内には不忍池があり、毎年7月中旬になるとハスがきれいな花を咲かせます。
また、ハスの開花時期には「うえの夏まつり」が周辺で開催されます。
ここでは、不忍池のハス情報や夏まつり情報などについて
ご紹介していきたいと思います。
中でも、不忍池で行われる「灯籠流し」は必見ですので
そちらの情報もお伝えしていこうと思います。
江戸時代には既に「ハスの名所」として有名
「上野恩賜(おんし)公園」は、明治6年に浅草や深川などとともに日本で初めて公園に指定されました。
当時は、寛永寺の社殿や境内のサクラを中心とした公園でしたが
その後に博物館や動物園、美術館などが構築され
自然と文化を楽しめる公園になりました。
さて、上野恩賜公園にある「不忍池(しのばずのいけ)」ではハスが有名であり
江戸時代には既に浮世絵に描かれるほどの名所でした。
戦時中は池を埋め立てて水田となってしまいましたが
戦後の復旧作業の甲斐あって、昭和30年ごろに池として復活しました。
不忍池のハスは毎年7月中旬ごろから開花が始まり
夏の風物詩として親しまれています。
また、新たに「蓮観察ゾーン」が完成し、明鏡蓮(めいきょうれん)や
大賀連などを水上デッキから観察することが可能です。
花の見ごろは7月下旬から8月上旬であり
花が咲く午前中には見物客が数多く訪れます。

ハス開花と同時期に「うえの夏まつり」が開催!
さて、不忍池でハスが見ごろとなる時期には「うえの夏まつり」が開催されます。続いては、この祭の概要をお伝えしたいと思います。
【うえの夏まつり】
○・開催日程
平成26年7月12日(土)~8月10日(日)
○・開催場所
不忍池周辺
○・アクセス
JR・地下鉄銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩2分
大江戸線「上野御徒町駅」から徒歩5分
京成線「京成上野駅」から徒歩1分
※車での来場も可能ですが、駐車場は有料となります。
うえの夏まつりの見所は幻想的な「灯籠流し」
それでは、うえの夏まつりの内容についてご紹介していきたいと思います。期間中は不忍池周辺で、植木市や骨董市などが行われます。
また、水上音楽堂を中心に、音楽のステージや寄席などが催されます。
また、19日には上野中央通りで「うえの夏まつりパレード」が開催されます。
また、祭の期間中には毎年7月17日に
恒例の「灯籠(とうろう)流し」が行われます。
池の中央にある弁天堂にて受付をし、灯籠に名前を入れ
お経を唱えて池の上のボートから少しずつ池に灯籠を浮かべます。
そして、世界の平和と先祖に感謝する時間を過ごします。
だんだんと暗くなってくると、池の水面に淡い光をゆらゆらさせながら
灯籠が流れて行くので、とても幻想的な雰囲気になります。
上野恩賜公園は駅からのアクセスも良好ですので
ハス見物やうえの夏まつりを訪れてみてくださいね!
うえの夏祭りパレード
2013年7月20日うえの夏まつりJR上野駅コンコース13:00~15:00