山ガールファッションコーディネート 春の登山には?
従来の「山登り」の常識を打ち破る
カラフルでファッショナブルな衣料を身にまとって
登山を行う「山ガール」。
2009年ごろから様々なメディアでこの言葉が使われ始めました。
翌2010年にはユーキャン新語・流行語大賞にノミネート
されるほど知名度が上昇しました。
初めて登山を行う方のために
登山に必要なものや服装についてご紹介していきます。
暖かくなると登山もしやすくなりますので
皆さんも春になったら挑戦してみてはいかがでしょうか?
おしゃれな服に身を包んで山を楽しむ「山ガール」たち
「山ガール」とは、かつての登山用品とは異なるファッショナブルなアウトドア用衣料を身につけて山に登る若い女性のことです。
この言葉は2009年ごろからテレビ、雑誌、インターネットなどで
よく見かけるようになりました。
また、2010年ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされました。
富士山の世界遺産登録も相まって
最近は登山ブームが来ていると言われています。
富士山や高尾山などにおいても
多くの山ガールを見かけるようになりました。
まずは、登山が初めての方に向けて山登りにはどのような道具が必要なのか
をまとめたいと思います。
登山の規模によっても変わってくるので
必要に応じて用意するようにしましょう。
【食べる】 ○・キッチンツール ○・レジャーシート ○・サプリメント ○・スポーツドリンク 【泊まる】 ○・寝袋 ○・ヘッドランプ ○・ランタン 【歩く】 ○・トレッキングシューズ (山歩きにおいて、最も大切な道具の1つです。) ○・トレッキングポール(杖) 【運ぶ】 ○・バックパック (背負いやすく、荷物の重さを感じさせない 体にあったものを選びます。) ○・ポーチ 【その他】 ○・カメラ ○・コンパス |
冬の服装は防寒、防水が一番のポイント
続いては、山ガールに欠かせない「山登りファッション」についてまとめたいと思います。

季節や登る山によっても異なりますが、今回は
「冬の低山・日帰り」と
「春・ハイキング」についてご紹介します。
【冬の低山・日帰りコーデ】
ポイントは体を「濡らさない」&「冷やさない」の2点です。
重ね着をすることで空気の層をたくさん作ると
体温を保つことができ、さらに脱ぎ着によって
体温調節がしやすくなります。
基本的には、以下の3層で重ね着を行います。
内側から順番に
このようなことに気をつけて重ねましょう。
■・ベースレイヤー・・・汗を吸収、肌をドライに快適に保つ ■・ミッドレイヤー・・・保温しつつも速乾性があり、湿気を放出 ■・アウターレイヤー・・防水、防風、防雪しながら湿気を放出 |
この条件を満たすためにオススメなのが
次に挙げる3つの素材です。
◆・化繊・・・・・・・速乾性が高い ◆・ウール・・・・・・濡れても暖かく、におわない ◆・ハイブリッド・・・化繊とウールを混合させたもの ※綿素材のものは濡れると乾きづらく体が冷えるため避けましょう。 |
これを踏まえて、冬の低山・日帰りの場合は
こういったコーデがオススメです。
冬の低山・日帰りコーデ
○・トップス ベースレイヤーの上に シャツ、ダウンベストを重ねます。 防寒着としてフリースを用意しておきます。 ○・ボトムス タイツを履いた上からハーフパンツを重ねます。 足もとにはレッグウォーマーを履いて防寒します。 タイツの色や柄を工夫すると、可愛く着こなせます。 ○・小物 冬は寒いので、ニット帽や耳当てなども欠かせません。 靴下や手袋も忘れないようにしましょう。 |
冬と比べて、春はカジュアル感がアップ
続いては、これからの季節に役立つ春のハイキングの服装についてご紹介していきたいと思います。
【春・ハイキングコーデ】
春の汗ばむ陽気であっても
天候の変化などで寒くなることがあります。
そのため、春も防水や防寒の準備は重要です。
また、雨や汗によって体が濡れたままの状態は
危険を伴うこともあります。
状況に合わせた脱ぎ着によって体温調節ができるものや
雨具は必ず持参するようにします。
■ 防寒着 (ウィンドシェル、コンパクトになるダウンベスト薄手のフリースなど) ■ レインウェア |
また、山に適した素材でできた「街着のような服」
を取り入れて、おしゃれを楽しみましょう。
春のハイキングの場合は、登山時と電車移動時などで
ファッションに変化を付けると良いでしょう。
登山が終わったらタイツを脱いで
靴もカジュアルなものに変えれば、ハイキング後に街歩きも可能です。
具体的には、このようなコーデになります。
春・ハイキングコーデ
○・トップス アンダーウェアにTシャツを重ね ウィンドシェルを羽織ります。 ○・ボトムス タイツの上から短パンを履きます。 暖かい季節は短めのものが人気です。 ○・小物 帽子はキャップでもハットでも構いませんので ファッションに合わせて選びましょう。 |
最近では山ガール用に、いろいろなブランドから
おしゃれなアイテムが多数発売されています。
暖かくなってきたら、体力づくりも兼ねて
山を楽しんでみませんか?
日常の喧騒を離れて自然に触れれば
きっと心が豊かになると思います。